部屋選びの意外な盲点。内覧時に確認しておきたい4つのこと。

部屋探しの段階で、いろいろな条件があると思います。
オートロックなどのセキュリティ面。トイレ、風呂は別々のセパレートタイプ。ガスコンロなどは一口か、二口か、はたまた魚用グリルはついているのか、、、などなど。
私も初めての部屋選びのときは、あれこれ条件を出したものです。
しかし、実際に引越しをした段階で、「あれ?この部屋意外と不便だな。」と思うような点がいくつか出てきました。
私が実際に暮らし始めてから気付いた、部屋選びの意外な盲点をまとめてみましたので、ぜひ内覧時に確認しておいてくださいね。
ゴミ捨て、ゴミ出しのルール
まず、内覧時に確認しておきたいのがゴミ捨てのルール。
分別するのは当然なのですが、意外と重要なのがゴミ出しの出来る時間帯。
特にマンションに多いのですが、いつでも出していいところと、そうでないところがあります。
以前私が住んでいたマンションでは、それぞれのゴミの収集日の朝6時~9時に出さないといけませんでした。
前日の晩に出すことすら不可能だったのです。
(ゴミ捨て場に鍵がかけられています。)
ペットボトルやビンなどは月曜日が収集日だったのですが、月曜日って祝日や振り替えなどで休日になることが多いですよね。
そうなるとせっかくの休日にゴミ出しのために早起きしないといけません。ペットボトルやビンの収集日は週に1回だけなので、出し忘れると部屋にかなりのゴミが溜まってしまいます。
燃えるゴミは週に2回ありますが、生ごみが多い時など1回出し忘れてしまうと悲惨なことになってしまいます。
コンセントや導線の確認
コンセントの場所の確認
部屋の内覧時に確認しておきたいのはコンセントの場所です。
テレビや冷蔵庫などの大型家電の位置はコンセントの位置でほとんど決まります。
内覧の段階で、どこに家具を置くのかをイメージしてみましょう。
もちろん、延長コードを使う方法もありますが、個人的にあまり見える位置に延長コードを出すのはオシャレじゃない気がします。
あとからでも家具の配置を考えれるように、内覧時にコンセントの位置をメモ書きしておくこともオススメします。
導線の確認
私が以前内覧した部屋でこのような部屋がありました。
キッチン周りには水や油が飛んで布団に匂いが付きそうなのでベッドは置きたくない。すると必然的にベッドの位置が決まります。すると、どうなるのかと言うと、
こうなります。
はい、浴室や洗面所の導線がベッドで埋まってしまいます。
毎回、お風呂に行く場合はベッドの上を移動しなければなりません。
これを不動産屋に伝えたら「そこまで内覧時に考えている人は珍しい」と感心されていましたが意外と大切ですよね。
ちなみに、一般的なベッドの長さは195cmです。部屋によっては柱などの関係で変なでっぱりがある場合があります。しっかりと意図した位置にベッドが置けるのかの確認もしておきましょう。
また、こちらは以前の私の彼氏の部屋ですがベランダへの導線をベッドが完全に塞いでいます。
こちらもキッチンとの位置関係と、部屋を少しでも広く使うための苦渋の決断のようでしたが、やはり毎回の洗濯時がかなり不便なようでしたよ。
ネット回線の状況
いまやインターネットは私たちの生活にはなくてはならないものになりましたよね。
スムーズに動画を見たり、ゲームをしたりするには安定したネット環境が必要となります。
しかし古い建物の場合、うまく回線を引けない場合があります。
また、回線工事が必要になった場合、大家さんからの許可が下りないということも現実にあるのです。
こうなると、手段としてはモバイルwifiなどを利用するしか方法はありません。でもモバイルwifiって通信制限とかがあるので、長時間の動画やゲームには適していないことが多いんですよね。
なので、可能であれば部屋を探す段階で、ネット回線が引ける状態なのかどうなのかを確認しておきましょう。
築年数の浅い新しいマンションであれば、料金も安いマンションタイププランを導入していることが多く安い料金で加入することが出来ることが多いです。
しかし、古いマンションの場合は、マンションタイプが導入されていないどころか、最悪の場合は大家さんの許可が下りずに回線工事そのものが出来ないということもあるので注意が必要です。
道路の騒音
たいていの場合、部屋の内覧は休日の昼~夕方にすることが多いです。
しかし、場所によっては平日の昼間や夜に交通量の多い道路もたくさんあります。
私の以前住んでいたマンションはすぐ横に広い国道が通っていたこともあり、夜中でも車の通りがありました。
救急車の音などはまだ道徳的に許せるのですが、暴走族などのバイクの音は本当に騒音でしかありません。
春秋の涼しい季節に窓を開けて寝るということも、安眠の為には犠牲するしかありませんでした。
あと、マンションの上層部でも意外と音は響いてきます。上のほうだからといってあまり安心は出来ないですよ。
大きな道路から一本、中に入るだけでも車の音は全然違います。
少しでも快適な生活を過ごしたいのであれば、この点も見逃せないポイントです。
内覧時の注意点のまとめ
いかがでしたでしょうか?意外と目からうろこだった点もあるのではないですか?
なかなか全ての条件を満たした部屋には巡り合うことは難しいと思いますが、以上の点も参考にして、よりよい生活を過ごしてくださいね。
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