引越しのいろは

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転出届と転居届、転入届の違いは?いつ、どこに提出すればいい?

   

転出届と転居届、転入届の違いは?いつ、どこに提出すればいい?

引越しをするとなると、いろいろとやらなければいけないことがあります。
このページでは転出届と転居届と転入届の違い、それぞれの手続き方法を説明します。

転出届と転居届と転入届。名前も似ていて「どれ」を「どこ」に「いつ」提出すればいいのか紛らわしいですよね。
これをしっかりと覚えておかないと、行かなくても良い市区町村役場に行ってしまったり、5万円以下の過料(罰金のようなもの)に科されたりするので注意が必要です。

引越し前や引越し後にやるべきことの一覧はこちらを参考にしてくださいね。

他の市区町村への引越しの場合は転出届を引越し前に提出

多くの場合、引越しとなると今住んでいる場所と市区町村が異なると思います。
その場合は、事前に現住所の役所へ行き、転出届を提出する必要があります。

転出届とはその名の通り、「この市区町村から出て行きますよ。」という届出です。
引越し前であればいつまでに提出しないといけないという決まりはありませんが、新しい引越し先の住所が分かったのであれば速やかに提出しておきましょう。

ただし、市区町村によっては引越し日の14日前からしか転出届を受け付けてくれない自治体もありますので、一度電話で確認しておきましょう。

転出届を提出すると転出証明書を発行してもらえます。
これは引越し先の役所へ提出する転入届と一緒に出す必要がありますので保管しておいてください。
転出届を出しに行くというよりは、転出証明書をもらいにいくと考えてもいいと思います。

転出届の提出は本人、世帯主、もしくは代理人が行うことができます。
代理人が行う場合は委任状が必要となるので注意してください。

転出届を出さないことで罰則はありませんが、転入届は引越し後14日以内に提出しないと、最悪の場合5万円以下の過料に科されることがあります。
転入届の提出には転出届提出時に貰える転出証明書が必要となりますので、転出届は必ず出しましょう。

転出届に必要なもの

・本人確認書類(運転免許や健康保険証など)
・印鑑(必要な場合があり)
・国民健康保険証(加入者のみ)
・住民基本台帳カード、マイナンバーカード(加入者のみ)

転出届は郵送でも行えます

転出届でもらうことの出来る転出証明書は、引越し先で提出する転入届の際に必要となります。
万が一、転出届を出さずに遠方へ引越しをして、前の市区町村役場に行くのが困難な場合は郵送で提出することも可能です。

その際は、転出証明書を送り返してもらえるように返信用封筒を忘れない様にしましょう。

また、転入届は引越し後14日以内に提出する必要があります。
郵送の場合、届くまでの時間も考慮して余裕をもって手続きを進めましょう。

転出届のまとめ

転出届は異なる市区町村へ引っ越す場合、引越し前に提出。
提出先は今住んでいる市区町村役場。
引越し前の14日前から受付可能な役所もある。
転出届を提出し、転出証明書を発行してもらう。

同一の市区町村への引越しの場合は転居届を引越し後に提出

同じ市区町村内での引越しの場合に提出するのが転居届です。
私の場合は同じ大阪市内での引越しをしましたので、転居届を提出しました。

転居届の場合、今住んでいる市区町村役場に提出をするのですが、大阪市のように区ごとに市区町村役場がある場合は、引越し先の区役所に転居届を提出することになりますので注意が必要です。

私の場合、大阪市北区から大阪市中央区へ引越しをしました。
この場合は中央区役所にて、転居届を提出します。同一市内の場合、印鑑証明の住所変更などもこの転居届を提出すれば同時に行われる為、大阪市北区の役所へは行く必要はありません。

転居届に必要なもの

・本人確認書類(運転免許や健康保険証など)
・印鑑(必要な場合があり)
・国民健康保険証(加入者のみ)
・住民基本台帳カード、マイナンバーカード(加入者のみ)

転居届のまとめ

同じ市区町村内のでの引越しの場合、引越し後に転居届を提出。
提出先は今住んでいる市区町村役場。(大阪市のように例外あり)
転居届で同時に印鑑証明の住所変更も可能。

転入届は引越し後に転出証明書と共に提出する

転入届は字の通り、引越してそちらの市区町村に入りますよという届け出のことです。
したがって、提出する場所は引越し先の市区町村役場に提出です。

転入届は引越し後に、転出証明書と一緒に提出しますので引越し前に必ず転出届を出しておきましょう。

なお、転入届は引越し後14日以内に提出しないといけません。
これを怠ると最悪の場合、5万円以下の過料(罰金のようなもの)に科されることもあります。

転入届に必要なもの

・転出証明書
・本人確認書類(運転免許や健康保険証など)
・印鑑(必要な場合があり)
・国民健康保険証(加入者のみ)

転出届と転居届と転入届の違いのまとめ

異なる市区町村への引越しの場合
引越し前に旧住所の市区町村役場に転出届を提出する。
引越し後に新住所の市区町村役場に転入届を提出する。

同じ市区町村内での引越しの場合
引越し後に転居届を提出する。

 - 引越しの手続き

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