引越しのいろは

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賃貸契約の解除通知はなる早で!家賃の二重支払いを避けよう。

   

賃貸契約の解除通知はなる早で!家賃の二重支払いを避けよう。

まず引越し手続きの中でも、なるべく早くにしておきたいことがこれ。
現在住んでいる部屋の賃貸契約の解除通知です。

なぜなら多くの賃貸物件の場合、契約解除は通知をした翌月末になることが多いからです。

例えば、3月末で契約を解除したいと思ったら2月中に通知をしないといけません。

また、契約の解除はほとんどが月末となります。月の途中で解約して、その月の家賃を日割りにしてもらう。みたいな対応はほとんどの物件でしてくれないでしょう。

これを考えずに次の部屋の契約をしてしまうと、二重で家賃が発生する期間が出てしまうので注意が必要です。

入居時は日割りの対応をしてくれるのに、退去時は駄目だなんて納得がいかないですけど、貸主も少しでも儲けを出そうと必死なのでしょう。

賃貸契約の解除通知の方法

これは住んでいる物件によって異なりますが、解除通知書を提出するか、もしくは口頭で伝えるかのどちらかです。
解除通知書は多くの場合、賃貸契約書と一緒にもらっているはずですので確認しておきましょう。

解除通知書を紛失した、もしくは通知の方法がわからないといった場合は大家さんや管理会社に確認してください。

解除通知自体はどれだけ早くても問題はありません。引っ越すことが決まった時点で通知しておくことを忘れないようにしましょう。

家賃の二重払いを避ける方法

私は過去に一度、家賃の二重払いの経験があります。それも1ヶ月分も。

それまで住んでいるところが、月末での退去しかできなく、新しい部屋も月初からしか対応をしてくれませんでした。

これを避ける方法は、不動産仲介会社を利用しているのであれば、担当者になんとかしてもらいましょう。
多くの場合、新しい部屋を月途中や月末からの契約にして欲しいと訴えても、「家主が駄目って言っています。」と言ってきます。

しかし、多くの仲介業者はあなたに部屋を紹介することで仲介料をいただいています。あなたがお金を払う以上は何か成果を出してもらいましょう。

どうしてもその家主が首を縦に振らないのであれば、代わりに敷金や礼金の値下げを要求する。もしくは仲介手数料を値引きさせる。ということで、家賃の二重払い分の負担を少しでも軽減しましょう。

ほとんどの物件は、どの仲介会社でも同じ物件を扱っています。どうしてもあなたの要求が通らないのであれば、「他の仲介会社にお願いする」と言えば、何らかの対応はしてもらえます。

私が家賃の二重払いを経験したときは、部屋の契約も月初からしか駄目。敷金礼金も値下げできず。と、こちらの要求が何も通りませんでした。あまり大家との関係を悪くしたくはなかったので、矛先を仲介業者に変更して、仲介手数料を半額にしてもらいました。

その仲介会社の手数料は家賃の1ヶ月分でしたので、家賃が二重払いになっても実際は半月分の負担となり、月の途中から契約したのと変わらない状態になりました。

仲介業者とはそれっきりの関係です。嫌な客と思われても問題ありません。また、こちらが仲介手数料を払っている以上、しっかりと仕事をしてもらうのは正当な行為ですよ。

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